音楽は有償にすべきか、それとも無償にすべきか

音楽は有償にすべきか、それとも無償にすべきか

ARCARADIO(@arcaradiofficia)です。

昨今音楽は無償になる方向に舵を切っていますが、それでも未だにCDなど有償のグッズも頒布されています。

音楽は有償であるべきなのか、それとも無償であるべきなのか。

そして、提供側としては有償と無償、どちらの方がメリットが大きいのでしょうか。

音楽を有償にすることのメリット

音楽を有償で提供することによるメリットには、下記のようなものが考えられます。

・金銭的なリターンが得られる
・より良いものを作りやすい
・良いファンがつきやすい

自分が費やした労力に対して目に見える形でリターンが得られ、それを作品に費やせば一層のクオリティアップが見込めます。

また、お金を払ってまで自分の曲を聴きたいという人がファンになるため、比較的良い人達が集まりやすいというのも利点でしょう。

音楽の世界では難しいかもしれませんが、ビジネスの世界では商品単価を上げれば上げるほど顧客の質が良くなると言われています。

音楽を無償にすることのメリット

一方、音楽を無性にすることによるメリットとしては、下記のようなものが挙げられます。

・万人に聴かれやすい
・対価が発生しないので気楽

無料のコンテンツは「入りやすい」ことが最大の魅力です。

最近はソシャゲが猛威を奮っていますが、あれも基本プレイが無料だからこそ新規ユーザーを確保しやすいという面があるのではないでしょうか。

また、対価を貰っているわけではないので、原則的に自分の好きなように活動することができます。

対価が発生しないということは、イコール何の責任も生じないということになります

自分に合ってるのは?

僕にはどちらの方が合ってるかなぁと最近よく考えます。

共にメリット・デメリットがあるわけですが、どちらを選ぶべきかというのは個々人の特性や性格によるところが大きいでしょう。

人によっては有償でやった方がやり甲斐を感じるかもしれませんし、人によっては無償の方がやる気が出るかもしれません。

その辺りは自分の心と対話しつつ決めていくしかありませんが、多分僕は無償パターンは向いてないだろうなと思います。

 

僕は音楽活動だけではなく、プライベートでも少数の気の合う人とだけ付き合うことを好むタイプです。

性格的に対人によるストレスを受けやすいため、下らない人間と付き合うことによるリスクとダメージは計り知れません。

音楽をやっているとどうしても目に見える数字を追いかけてしまうので、総売上数や閲覧数を気にしてしまいますが、別に少数の人が多額を出してくれるパトロン方式でもやっていけるわけです。

以前はそういうのは一人あたりの負担が大きくなるので避けていましたが、今は格差拡大社会ということもありますので、少数のお金持ちに資金を出してもらった方が何かと都合が良いし時代にも沿っているでしょう。

ソシャゲなんかはその最たる例ですね。

 

で、お金を出してくれる人ほどこっちの自由を尊重してくれる節がありますので、非常に快適に活動できることが予想されます。

もちろんそうじゃない人もいるかもしれませんが、やかましく口を出してくる人はそもそもの趣旨がよく分かってないと思うので、こちらからお断りします。

イメージとしては、お金を出せないけど音楽を楽しみたい人の分までお金持ってる人が拠出するという感じでしょうか。

ノブリス・オブリージュの一種とも言えるかもしれません。今やエンターテイメントの世界はほとんどこの形式になっているように思います。

パトロン方式のデメリット

もちろん、こういった方式にもデメリットは存在します。

僕の場合、「お金を出してもらうことによるプレッシャー」でしょうね。

僕はどうもお金の価値を過大に見積もる傾向があり、かつ今までの人生でお金に苦しめられたことが多いので、どうしてもお金に対して苦手意識を持っています。

そんなものをポンと出されたら逆にプレッシャーに感じてしまい、色んなことに対して萎縮してしまう可能性があるかもしれません。

相手にはそんなつもりはなくても、です。

 

あと、多額のお金を出してもらったらそれ相応のリターンを返さないといけないと思うんですけど、今のところちょっと思いつきませんね。

とにかく音楽を作ることくらいしか能がないし、僕の音楽に価値がないことは残念ながら市場によって証明されている状態なので、「貴方のために曲を作ります」と言っても特に相手にとってメリットはありません。

ソシャゲであれば、お金を出した分だけガチャを回せるという分かりやすい特典がありますが、個人的にはちょっと難しいところです。

恐らく、今現在個人で音楽活動をするなら最も現実的な手段かとは思いますが、それもやっぱり既に売れている人、価値の高い人しか取れない手段かもしれませんね。

 

お金というのは残念ながら今現在持っている人のところにどんどん集まっていく特長があるので、持ってない人のところからはどんどん失われてしまいます。

僕はもう機材を買えない程度には生活が困窮してしまっているので、音楽をやってても大して楽しくもありません。

こういうのはクオリティがどんどんアップデートされていくから楽しいのであって、上限が見えてしまっている以上やり甲斐やモチベーションを保てという方が無理な話です。

まぁ時代といえば時代だし、その辺は諦めて受け入れながら生きていくしかありません。

クソ下らない世界だしクソみたいな人生だなと思いますけど、今のところ死ぬ勇気もありませんので。

 

ほんと、どんな曲作っても毎回毎回同じ音になるってのは心底つまらないもんですよ。

例えるなら、もうこれ以上スコアが伸びないことが確定しているゲームの同じステージを延々とプレイしているようなものでしょうか。

人間、やはり伸びしろを感じられるからこそモチベーションになるんでしょうね。

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